例文:
「彼は努力______、成功できた。」
ヒント:理由を強調(改まった表現・文語的)
完全な例文:
「彼は努力すればこそ、成功できた。」
核心的な意味:
「...だからこそ」(理由の強い強調)
構造:
動詞(ば形)+ こそ
・書き言葉/改まった表現で使用
・~からこそと似ているがより文語的
・×~ばかりに(悪い結果)とは異なる
例文:
「できる______、やってみたい。」
ヒント:仮定の状況(実現可能性が低い)
完全な例文:
「できるものなら、やってみたい。」
核心的な意味:
「もし可能なら」(実現困難な仮定)
構造:
可能形+ものなら
・実現可能性が低い仮定を表す
・後件に希望や意志表現がくる
・×現実的な可能性には使えない
例文:
「その話を聞いて、笑わ______。」
ヒント:自然に起こる感情/衝動
完全な例文:
「その話を聞いて、笑わずにはいられなかった。」
核心的な意味:
「自然に...してしまう」(抑えられない感情)
構造:
動詞(未然形)+ ずにはいられない
・自然に湧き上がる感情を表現
・意志的なコントロールが難しい場合
・×意図的な行動には使わない
例文:
「その光景は見る______ほど残酷だった。」
ヒント:耐えられないほど(感情的に)
完全な例文:
「その光景は見るにたえないほど残酷だった。」
核心的な意味:
「...するのが耐えられない」(感情的な耐性)
構造:
動詞辞書形+にたえない
・感情的に耐えられない様子
・主に否定的な内容に使う
・×物理的な忍耐力には使わない
例文:
「彼の成功を願って______。」
ヒント:継続する強い感情
完全な例文:
「彼の成功を願ってやまない。」
核心的な意味:
「...してやまない」(強い継続的感情)
構造:
動詞て形+やまない
・強い感情が続くことを表す
・願望や希望と共に使われる
・×一時的な感情には使わない
例文:
「台風のため、旅行の中止______。」
ヒント:強制的な状況変化
完全な例文:
「台風のため、旅行の中止を余儀なくされた。」
核心的な意味:
「...せざるを得なくなる」(強制的な変化)
構造:
名詞+を余儀なくされる
・外的要因で強制的に変化する様子
・本人の意思とは関係ない状況
・×自発的な選択には使わない
例文:
「法律______処理を行う。」
ヒント:基準に従って
完全な例文:
「法律に即して処理を行う。」
核心的な意味:
「...に従って」(基準・規範に基づく)
構造:
名詞+に即して
・規則や基準に忠実に従う様子
・公式な手続きやプロセスで使う
・×個人的な判断には使わない
例文:
「去年の暑さ______、今年は涼しい。」
ヒント:対照的な比較
完全な例文:
「去年の暑さにひきかえ、今年は涼しい。」
核心的な意味:
「...とは対照的に」(顕著な対比)
構造:
名詞/文+にひきかえ
・明らかな対照を表す表現
・前後で正反対の状況を比較
・×微妙な違いには使わない
例文:
「あの事件が起き______、彼は別人のようになった。」
ヒント:転換点後の持続的変化
完全な例文:
「あの事件が起きてからというもの、彼は別人のようになった。」
核心的な意味:
「...して以来ずっと」(転換点後の変化)
構造:
動詞て形+からというもの
・ある出来事を境に持続的変化
・前後で明らかな違いがある場合
・×一時的な変化には使わない
例文:
「この味はこの店______のものだ。」
ヒント:独特の特徴
完全な例文:
「この味はこの店ならではのものだ。」
核心的な意味:
「...だけが持つ」(独特の特徴)
構造:
名詞+ならでは(の)
・そのものだけが持つ特徴を強調
・肯定的な評価と共に使われる
・×否定的な特徴には使わない
例文:
「子どものため______、どんな努力も惜しまない。」
ヒント:特別な状況での行動
完全な例文:
「子どものためとあれば、どんな努力も惜しまない。」
核心的な意味:
「...という状況なら」(特別な場合の対応)
構造:
名詞/文+とあれば
・特別な状況での対応を表す
・通常とは異なる行動をとる場合
・×日常的な判断には使わない
例文:
「工事現場から出てきた彼は、ほこり______だった。」
ヒント:表面が覆われている状態
完全な例文:
「工事現場から出てきた彼は、ほこりまみれだった。」
核心的な意味:
「...で覆われている」(表面の状態)
構造:
名詞+まみれ
・表面が何かで覆われている様子
・主に液体や粉状のものに使う
・×抽象的な概念には使わない
例文:
「今日はいいこと______の一日だった。」
ヒント:すべてが同じ種類で占められている
完全な例文:
「今日はいいことずくめの一日だった。」
核心的な意味:
「すべて...で占められている」(一色になる)
構造:
名詞+ずくめ
・すべてが同じ種類で占められる
・「いいこと」「黒」など限定的
・×多様な要素には使わない
例文:
「散歩______、新しいカフェを探してみた。」
ヒント:ついでに他の行動
完全な例文:
「散歩がてら、新しいカフェを探してみた。」
核心的な意味:
「...のついでに」(同時進行の行動)
構造:
名詞/動詞ます形+がてら
・主な行動のついでに別の行動
・二つの行動が自然に結びつく
・×無関係な行動には使わない